トップページへ
ビフ・ジャスピライト | アイト図鑑

ビフ・ジャスピライト

縞状鉄鉱石
画像クリックで全体表示

ビフ・ジャスピライト

BIF-Jaspillite

  • 表示切替
ビフ・ジャスピライト
モチーフ 縞状鉄鉱石
和名 縞状鉄鉱石
英名 Banded iron formation ,banded iron formations, Banded iron
分類混合石
硬度 ---
組式---
産地🇦🇺オーストラリア, 🇧🇷ブラジル, 🇿🇦南アフリカ
赤, 褐色, 銀, 黒, オレンジ

キャラ ビフ・ジャスピライトのモデル

縞状鉄鉱石の鉱床である岩石がモデルになっています。

石の説明

「縞状鉄鉱石」とは、メタリックな赤鉄鉱と、赤チャート(酸化鉄を含むシリカ層)が交互に積み重なってできた鉄鉱石鉱床の総称です。
このタイプの岩石は、世界中で「BIF(Banded Ironstone Formations)」という名で知られ、地質学では「縞状鉄層」とも呼ばれています。
産地によっては、「虎眼石」のような光沢を持つ層や、部分的に「磁鉄鉱」を多く含んだ鉄鉱層も見られます。パワーストーン分野では「ジャスピライト」の名で呼ばれていたりします。

「BIF」は地球の履歴書

「BIF」は非常にユニークな縞模様を持つ岩石ですが、地球に酸素が生まれた過程を記録した重要な岩石でもあります。

今から約27〜38億年前の地球には、酸素がほとんど存在していませんでした。その時代の海には鉄分が豊富に溶け込んでおり、そこに現れたのが、鉄をエネルギー源にして光合成を行うシアノバクテリア(原始的な藻類)でした。
シアノバクテリアは地球の大海を埋め尽くすほど繁栄していました。シアノバクテリアは、鉄を取り込み、少量の酸素を生み出していきました。海中の鉄イオンはその酸素と反応し、酸化鉄となって沈殿。そして、赤鉄鉱を主成分とする鉄の層と、赤チャートの層が、何千万年〜何億年もの時間をかけて交互に積み重なってできたのが、「BIF」です。

キャラプロフィール

ビフ・ジャスピライト
種族準ヘマタイト族
高さ約 165 cm

「ビフ・ジャスピライト」は、乾燥したメサ地帯を好む種族。マイペースな個体が多い。地殻の最も地上に近い地域に分布しているため、あらゆる外敵に迅速に対応できるよう、常に重装備を身に着けている。しかし、装備がほぼ固定のため、変則的な敵を相手にすることが苦手なようだ。
ビフ・ジャスピライトのキャラ名は、BIF(Banded ironstone formations)のビフ、そして最も日本国内で知名度のあるBIFsの名称のジャスピライトを加えた名前に命名。